はじめに
オーストラリア留学やワーホリを考えたときにまず悩むのが「どの都市を選ぶべきか?」という点。本記事では私が実際にパース留学とその他の都市を観光した時に実際に感じたことを含め、各都市を比較していきます。
主に、留学生やワーホリの人が重視していそうな
- 街並み(日本人の多さなども含めて)
- 治安
- 物価
- 家
- 仕事
に焦点を置いて紹介していきます。
シドニー
街並み
シドニーは言わずと知れたオーストラリアの観光名所です。
シドニーにある語学学校に行った友達は・・・

日本人以外のアジア人を学校で見つけるのが難しいくらい日本人だらけ

街中にアジア人しかいない。オーストラリア人を見つけることの方が難しい

普通だったら電車の中で観光客を見つける方が難しいのにシドニーはオーストラリア人を見つけることの方が難しい。
という、アジア人がたくさんいる街だそうです。
実際に観光をして思ったこと
シドニーは他の街よりも少し汚い感じがしました。
ゴミが落ちているとかではなく、単純に細部にまで手が行き届いていない感じです。
また、シドニーは観光客しかいないイメージでオフシーズンの冬でも7-8割がアジア人でした。
家・交通機関
中心部は家賃も高いため留学生は中心部から約1時間離れた郊外に住む人が多いそうです。
それも、シェアルームで・・・週$280・・・
また、交通費も高いようで毎月2万円くらいはかかるそうです。
しかし!2万円以上にはならい仕組みがシドニーにはあるようで、交通費はマックス2万円らしいです!
お金さえ出せたら住むところには困らない、ということですね。
街中にあるアジアンマーケットではたくさんの物を安価に購入できるので、生活費用を抑えようと思えば意外と抑えられるかもしれません。
観光をしながら発見したこのマーケットは食料はもちろん、お土産も安価に購入できます。
仕事
シドニーは大都市なので仕事が見つけられないということはないように感じます。
が、ネイティブと話す機会は少ないだろうなという印象です。
ただ、観光地・移民国家というオーストラリアならではの本当に多くの国籍の人と関わることはできるだろうなと感じます。
メルボルン
街並み
メルボルンもシドニー同様で、観光地として有名です!特に中心部は通称「〇〇(国名)通り」というのがあるそうです。
ただし、ここもアジア人がかなり多いそうです。
メルボルンにはヨーロッパの移民の方が多いそうで、街並みも欧州風なのだとか。
交通機関もシドニーより発達しているらしくかなり住みやすいそうです!
ただし、メルボルンは1日に4回天気が変わるという話も聞きます。
実際に観光をして感じたこと
実際に観光し「〇〇通り」なる場所を割と全て回りました。
アジア人も多くいましたが、シドニーほどはおらず、観光客多いなと思うくらいでした。
冬だったため天気はあまり安定しませんでした。曇りか雨か、という感じでした。
治安
メルボルンは治安の心配はいらないかなと思いました。
夜に出歩いていても様子のおかしい人をあまり見かけませんでした。
物価
物価についてはシドニーよりも安いという情報を得ていますが、そこまで変わりはないように感じます。
メルボルンにもマーケットがあり、ここもかなり安く食料品を購入することができました。
家
こちらもシドニー同様で、中心部から外れたところでも週$280くらいはするそうです。
仕事
こちらも大都市なので仕事はすぐに見つかりそうだなと思いました。
しかし、とある有名なオーガニック製品を取り扱っているお店で日本人の従業員の方とお話ししたとこと、なんとその方は日中英が堪能なのだそうですが、他の従業員の方はもっと多くの言語を話せるのだとか。
おそらくですが、レストランやカフェ以外の仕事はもしかしたら難しいのかも?という印象を受けました。。
ブリスベン
街並み
ただし、ブリスベンの学校に通っていた友達曰く

ここも日本人ばかっりだった・・・

日本人しかいないから環境を変えたくて転校する
という声がちらほら・・・
実際に観光した感想
中心部はパースよりかなり大きく感じました。
少し汚く治安もあまり良いとは感じませんでした。
夜の8時頃にバス停からホテルまで歩いていたら少し様子のおかしい人に呼びかけられたり後ろをついてこられたりとオーストラリアにきて初めて怖い思いをしました・・・
残念ながら、観光してあまり良い印象は受けませんでした。
お買い物中もお店の人は他都市よりかなり冷たい印象を受けました。
ブリスベンはもう行かなくてもいいかなと思ってしまいました。
治安
中心部からほんの少し離れたところはとても治安のよさそうな雰囲気を受けました。
お家がかなり大きく、お城のお庭みたいなのがあるところだったので高級住宅街だったのかもですが。。。
東京でいう渋谷の松濤のとうなところでした(笑)
物価・家
ブリスベンもそこまで物価は高くないそうです。
家賃も週$250~$300で個室のシェアハウスを探せているそうです。
こちらも住むところには特に困るころはなさそうです。
仕事
こちらも街が大きいので、仕事は問題なく見つけられると思います。
ゴールドコースㇳ
街並み
観光地ということもあり、中心部は基本綺麗にされていました。
また、観光地で尚且つお金持ちエリアと言われているだけあり、様子のおかしい人は他の都市に比べて少ない印象を受けました。
そういった治安は決して悪くないのかなという印象でした。
物価
他と変わらず、特別安くもなく高くもなくという感じでした。
ただし、観光地だからなのか、レストンは高かったです。
お夕飯2人で$80したときは本当に驚きました。
ピザとパスタとビールとモクテルをいただいたのですがそれだけで$80は驚きました。
パースならこのお店よりハイクオリティのイタリアンが同じ量を$60くらいで食べられるのに・・・
と思ってました。
家
ゴールドコーストも週$250-300で住むことができます。
こちらも住む場所には困らないそうです。
ケアンズ
街並み
ケアンズは観光地はあるものの、田舎町でかつ閑散期だったので静かでした。
汚い印象も綺麗な印象も特に受けず、という感じでした。
中心部も小さくコンパクトにすべてがまとまっている感じでした。
治安
やはり都市部に比べて様子のおかしい人は多かったです。
夜は出歩いても平気ですが、注意が必要です。
家
ケアンズも特に家を見つけるが大変という話は聞いたことがありません。
週$200-250くらいで住めるそうです。
仕事について
仕事は見つけやすそうなイメージを受けました。
ケアンズは自然も多く田舎町で日本人も少なそうだから、語学を伸ばすのにいいかもしれない!と考える方がいると思います。
もちろん、完全な英語環境に身を置けるかどうかはその人次第ですが、英語力向上を目的にケアンズがお勧めしません。
大量の日本人・・・?
街を歩いて、観光して実際に感じたのが、日本人が他都市に比べてに多いということです。
もちろんどの都市にも日本人はいますが、ケアンズはそもそも人が少ないからか、かなり日本人が目立っていました。
お店の店員さんも日本人、ツアーも日本人あり・・・・
正直日本人のいない環境をケアンズで見つけるのは難しいのかなという印象でした。
そのため、仕事を見つけるのは簡単そうだなというイメージを受けました
ダーウィン
位置情報
まず、ダーウィンとはどこなのか?という方がいるかと思いますので地図を添付します。
ノーザンテリトリー州というオーストラリアの北に位置する都市です。
単純に日本人でダーウィンに行ったことがあるという人に出会ったことがなかったので、行ってみることにしました。
街並み
娯楽というものはほぼほぼありません。地元の方とお話しする機会があったのですが、住むには退屈な街だよと笑っていました(笑)
メインの通りが1-2本(しかも短い)なので、都市が好きな人は本当に退屈な街だと思います。
治安
夜暗くなる前には必ず帰りましょう・・・
朝から夜まで少し怖い方々が本当にたくさんいます。どの都市よりも多かったです。驚きました・・・どこででも見たことのない人数でした・・
昼間は暑いため彼らは日陰をさまよい歩いています。
夜、日が暮れた後、外から叫び声が聞こえてきたり、治安の悪さを物語っているような気がしました。
物価
物価は地味に高いような感じがしました。
田舎だからでしょうか・・・・
家
ダーウィンはこれが一番問題です・・・
田舎なのに、なのか田舎だからなのかはわかりませんが、アコモデーションがかなり少ない上に少しでも条件の良いところを選ぶと1泊2万円のホテルとかになります。
私は1泊2万円のホテルに宿泊したのですが、2万円の割に設備は最悪で、清掃も行き届いていない印象でした(最後の日は清掃が入らないというまさかの事態)
現地にワーホリで方と話したら、その方もアコモデーションが一番大変だったとおっしゃっていました(笑)
仕事
仕事は見つけるのが少し難しそうな印象を受けました。
日本人どころか、アジア人をあまり見かけませんでした。
ダーウィンの歴史を少し学んだところ、中国にゆかりのある地で少ないけれど住んではいるかと思います。
そのため、英語力向上を重視してオーストラリアに行くのであれば、ダーウィンはお勧めです。私もワーホリを取得したらダーウィンに行ってもいいかなと考えています。
パース
街並み
中心部は程よく栄えていて、色々なお店があります。
待ちゆく人や、信号待ちしていると聞こえてくる言語がたくさんあります。
自然豊かな公園や綺麗なビーチがたくさんある街です。
治安
治安は基本かなり良いです。様子のおかしい人は1日中見かけますが、怖い思いはしたことありません。
ただし、パース駅の北と南でだいぶ治安が変わります。
北側の夜はかなり治安が悪いです。
まるで小さな新宿です。私も夜は極力行くのを避けています。
物価
東側(シドニーやブリスベン)にいた友人から聞くとそこまで変わらないそうです。
家
週$200-280くらいで住めます。
家探しは特に困ることはありません。
仕事探し
こだわりを持たなければ簡単に仕事は見つけられます。
ただし、閑散期は本当に仕事を見つけるのが難しいです。
閑散期は友達のつてを使って仕事を見つけることをお勧めします。
選び方
選び方のポイントとして、
□英語力に不安のある人は、日本人がある程度いる都市(シドニーやブリスベン)で安心感があるかもしれません。
□自然の中でのんびり暮らしたい方はパースやケアンズ、ダーウィンをお勧めします。
□アルバイトやファームを探したい方は、東側海岸のほうが仕事もファームも見つかりやすい傾向にあります。
私がパースを選んだ理由
私がパースを選んだ理由としては、
・他の都市に比べて日本人が少なく、英語環境が自然に作れそうと思った
・海と公園が多く、写真好きにはたまらないスポットが豊富
・街がコンパクトで暮らしやすそう
という3点で決定しました!
パースの仕事探しなどは他の記事を掲載してますのでそちらをご参照下さい!


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