オーストラリア留学を考え始めたとき、最初に気になるのが「結局いくら必要なの?」というところだと思います。
学費、航空券、ビザ、家賃、生活費、保険、パスポート。
ひとつひとつ見ると何とな~く分かるのですが、全部まとめて考えるとかなり大きな金額になります。
この記事では、私が留学したパースを前提に、オーストラリア留学の初期費用を項目ごとにまとめます。
金額は2026年5月時点の情報をもとにしています。為替や航空券、学校料金は変わるので、実際に申し込む前には必ず公式サイトで確認してください。
情報の他に、私の実体験も載せていますので、是非ご参考ください。
この記事でわかること
- 語学学校の学費目安
- 東京からパースまでの渡航費目安
- パースで最初の数ヶ月に必要な生活費
- 学生ビザ申請費用
- パスポート申請費用
- 学費・航空券以外に準備しておきたい費用
結論:パース留学の初期費用は最低でも100万円前後は見ておきたい
期間や住む場所によって大きく変わりますが、パースに語学留学する場合、初期費用はかなりざっくり以下のように考えておくと良いです。
| 留学期間 | 初期費用の目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 1ヶ月 | 約70万円〜100万円 | 学費・航空券・滞在費・生活費込み |
| 3ヶ月 | 約120万円〜170万円 | 学生ビザではなくETAで行くケースもあり |
| 6ヶ月 | 約200万円〜280万円 | 学生ビザ・OSHC・数ヶ月分の生活費が必要 |
| 1年 | 約350万円〜500万円以上 | 学費と生活費の合計が大きい |
この記事では、内訳をひとつずつ見ていきます。
なお、留学準備全体の流れはこちらの記事にまとめています。
今回の計算条件
- 行き先:オーストラリア・パース
- 学校:語学学校
- コース:General English Full Time
- 為替:1豪ドル=約113円で計算
- 期間:1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月、6ヶ月、1年
- 航空券:東京からパースまでの片道
為替は日々変動します。この記事内の日本円はあくまで目安です。
学費:語学学校の場合
私の通っていた語学学校のGeneral English Full Timeは週数によって1週間あたりの料金が変わります。
| 受講期間 | 授業料 |
|---|---|
| 1〜4週間 | 週550豪ドル |
| 5〜12週間 | 週525豪ドル |
| 13〜17週間 | 週500豪ドル |
| 18〜24週間 | 週480豪ドル |
| 25〜36週間 | 週470豪ドル |
| 37週間以上 | 週450豪ドル |
これをもとに、期間別の学費を計算すると以下のようになります。
| 期間 | 週数 | 授業料 | 入学金・教材費込み | 日本円目安 |
|---|---|---|---|---|
| 1ヶ月 | 4週間 | 2,200豪ドル | 2,660豪ドル | 約30万円 |
| 2ヶ月 | 8週間 | 4,200豪ドル | 4,660豪ドル | 約53万円 |
| 3ヶ月 | 12週間 | 6,300豪ドル | 6,850豪ドル | 約78万円 |
| 4ヶ月 | 16週間 | 8,000豪ドル | 8,550豪ドル | 約97万円 |
| 6ヶ月 | 24週間 | 11,520豪ドル | 12,120豪ドル | 約137万円 |
| 1年 | 52週間 | 23,400豪ドル | 24,050豪ドル | 約273万円 |
上の表には、入学金265豪ドルと教材費を含めています。
教材費は期間によって異なり、1〜8週間は195豪ドル、9〜17週間は285豪ドル、18〜24週間は335豪ドル、25週間以上は385豪ドルです。
学生ビザで行く場合は、これに加えてOSHCという海外留学生保険も必要になります。
渡航費:東京からパースまでの航空券
東京からパースへ行く場合、直行便と乗り継ぎ便があります。
直行便は楽ですが、乗り継ぎ便の方が安いことが多いです。
| ルート | 航空会社・例 | 所要時間 | 片道費用目安 |
|---|---|---|---|
| 成田→パース直行 | ANA NH881 | 約10時間 | 約6.5万円〜18万円前後 |
| 東京→シンガポール→パース | スクート、シンガポール航空など | 約13〜16時間 | 約3.2万円〜8万円前後 |
| 東京→クアラルンプール→パース | エアアジア系など | 約14〜20時間 | 約3.5万円〜8万円前後 |
| 東京→ホーチミン→パース | ベトナム航空など | 約14時間〜 | 約4万円〜9万円前後 |
ANAの成田ーパース直行便は、便名NH881で運航されています。検索時点では、成田発・パース着の直行便で約10時間前後です。
比較サイトでは、ANA直行便が片道US$422.11から表示されている例がありました。ただし、航空券は日付、残席、預け荷物、予約サイト、燃油サーチャージによって大きく変わります。
最安値を狙うなら乗り継ぎ便も候補に入ります。東京ーパースの月別最安値では、2026年5月で約33,215円、2026年6月で約32,001円という表示もありました。
ただし、乗り継ぎ便は安い代わりに、乗り継ぎ時間が長い、深夜便になる、荷物条件が厳しい、遅延時に大変などのデメリットもあります。
私は行はカンタス航空で下記の行程で行きました。
当時はコロナの影響でANA直行がなく、安心していけるカンタスで行きました!
- 22:00羽田
QF60便
- 9月21日9:00シドニー
- 10:35シドニー
QF645
- 13:35パース
生活費:パースで最初の数ヶ月に必要なお金
パースはシドニーやメルボルンよりは生活費を抑えやすいと言われていますが、日本と比べると物価は2倍くらいと考えてください。
特に最初の1〜3ヶ月は、まだ仕事が決まっていなかったり、生活に慣れていなかったりするので、余裕を持って準備しておくのがおすすめです。
| 項目 | 週あたり目安 | 1ヶ月目安 |
|---|---|---|
| 家賃・滞在費 | 180〜豪ドル | 約720~豪ドル |
| 食費 | 60〜150豪ドル | 約240〜600豪ドル |
| 交通費 | 0〜35豪ドル | 約0〜140豪ドル |
| スマホ・通信費 | – | 約30豪ドル |
| 日用品・交際費 | – | 約0~200豪ドル |
StudyPerthの目安では、シェア滞在を前提に週445豪ドルほどの生活費例が紹介されています。
つまり、かなり節約しても1ヶ月で約1,800〜2,200豪ドル、余裕を持つなら1ヶ月2,500〜3,000豪ドルくらいは見ておきたいです。
| 期間 | 生活費目安 | 日本円目安 |
|---|---|---|
| 最初の1ヶ月 | 1,800〜3,000豪ドル | 約20万円〜34万円 |
| 最初の2ヶ月 | 3,600〜6,000豪ドル | 約41万円〜68万円 |
| 最初の3ヶ月 | 5,400〜9,000豪ドル | 約61万円〜102万円 |
パースの生活費については、こちらの記事でもまとめています。
学生寮・学生ハウスの料金
私の通っていた語学学校の2026年料金表には、パースの学生向け滞在先料金も掲載されています。
| 滞在先 | 部屋タイプ | 週あたり料金 | 日本円目安 |
|---|---|---|---|
| Student House Juno | Urban Twin | 486豪ドル | 約5.5万円 |
| Student House Juno | 2 Bed Apartment | 649豪ドル | 約7.4万円 |
| Student House Juno | Studio Luxe | 880豪ドル | 約10万円 |
| Student House Regal Place | Single Bed Private | 495豪ドル | 約5.6万円 |
| Student House Regal Place | Triple Share | 315豪ドル | 約3.6万円 |
| Homestay Perth | Single | 395豪ドル | 約4.5万円 |
| Homestay Perth | Share | 315豪ドル | 約3.6万円 |
学生ハウスやホームステイを学校経由で手配する場合、滞在費以外にAccommodation Placement Feeとして200豪ドル、空港送迎を使う場合はPerthで確か200ドルほどが必要でした。
また、学生ハウスでは返金可能なボンドや清掃費が必要になる場合があります。Regal Placeではボンド300豪ドル、清掃費150豪ドルの記載があります。
ホームステイは、ご飯なしのプランにも確かできたはずです。
10~30ドルほど安くなったはずです。
料金が変動しているので、ホストファミリーを紹介してくれるところにと合わせてみてください!
VISA申請費用
オーストラリアの学生ビザはSubclass 500です。
Study Australiaによると、2025年7月1日から学生ビザのVisa Application Chargeは、主申請者で2,000豪ドルに引き上げられています。
| 項目 | 費用 | 日本円目安 |
|---|---|---|
| 学生ビザ Subclass 500 | 2,000豪ドル | 約23万円 |
短期コース向けの別料金について議論はありますが、公式情報では2026年5月時点で「決定されていない」とされています。
また、ビザの期間はコース期間だけでなく、OSHCの有効期限も関係します。10ヶ月未満のコースでは通常コース終了後1ヶ月、10ヶ月以上のコースでは終了時期によって追加期間が付くことがあります。
学生ビザで行く場合は、ビザ申請費用だけでなく、OSHC、健康診断、残高証明、翻訳書類などの費用も考えておいた方が安心です。
残高証明書については、最低でも60万円は残っているものにしてください!参考はワーホリビザの友人最低価格です。学生ビザの場合、100~200万あると安心かもしれません。
OSHC:学生ビザに必要な海外留学生保険
学生ビザでオーストラリアに行く場合、OSHCという海外留学生保険が必要です。
Lexis Englishの料金表では、OSHC Singleとして58豪ドルの記載があります。学校手配の場合は、滞在期間やビザ期間に合わせて見積もりが変わります。
| 期間の例 | OSHC目安 | 日本円目安 |
|---|---|---|
| 3ヶ月前後 | 約174〜232豪ドル | 約2万円〜2.6万円 |
| 6ヶ月前後 | 約406豪ドル | 約4.6万円 |
| 1年前後 | 約700〜850豪ドル | 約8万円〜9.6万円 |
OSHCは、コース期間ぴったりではなく、ビザ期間をカバーする必要があります。学校やエージェントに確認しながら申し込むのが安心です。
パスポート申請費
パスポートを持っていない人、有効期限が足りない人は、出発前に申請が必要です。
| 種類 | オンライン申請 | 窓口申請 |
|---|---|---|
| 10年パスポート | 15,900円 | 16,300円 |
| 5年パスポート(12歳以上) | 10,900円 | 11,300円 |
| 5年パスポート(12歳未満) | 5,900円 | 6,300円 |
10年パスポートは18歳以上が対象です。留学予定がある場合は、残存有効期間も早めに確認しておきましょう。
その他に必要な初期費用
学費、航空券、ビザ、生活費以外にも、留学前後で細かい出費があります。
| 項目 | 目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 健康診断 | 約2万円〜4万円 | 学生ビザ申請時に求められる場合あり |
| 海外送金・両替 | 数百円〜数千円 | 銀行や送金サービスによって異なる |
| 現地SIM・eSIM | 月20〜50豪ドル | 到着直後に必要 |
| スーツケース・持ち物 | 1万円〜5万円以上 | 足りないものを買うと意外とかかる |
| 日用品・寝具・調理器具 | 200〜800豪ドル | 滞在先により大きく変わる |
| 空港送迎 | 200豪ドル前後 | Lexis手配の場合のPerth料金 |
| 滞在先ボンド | 300豪ドル〜数週間分の家賃 | 返金される場合もあるが最初に必要 |
個人的には、留学前の見積もりでは「ギリギリ足りる金額」ではなく「想定より1〜2ヶ月多く暮らせる金額」を持っておく方が安心だと思います。
期間別のざっくり初期費用
ここまでの費用をまとめると、パース留学の初期費用は以下のようなイメージです。
| 期間 | 学費関連 | 渡航費 | 生活費 | ビザ・保険等 | 合計目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1ヶ月 | 約30万円 | 約3万円〜18万円 | 約20万円〜34万円 | 約1万円〜数万円 | 約70万円〜100万円 |
| 3ヶ月 | 約78万円 | 約3万円〜18万円 | 約61万円〜102万円 | 約2万円〜25万円 | 約120万円〜170万円以上 |
| 6ヶ月 | 約137万円 | 約3万円〜18万円 | 約120万円〜200万円 | 約28万円〜35万円 | 約200万円〜280万円以上 |
| 1年 | 約273万円 | 約3万円〜18万円 | 約240万円〜400万円 | 約35万円〜45万円 | 約350万円〜500万円以上 |
この表はかなりざっくりです。
家賃を抑えられるか、仕事をいつから始められるか、外食をどれくらいするか、旅行に行くかどうかで大きく変わります。
初期費用を抑えるポイント
- 航空券は早めに比較する
- 直行便と乗り継ぎ便の両方を見る
- 最初の滞在先は高すぎない場所を選ぶ
- 日本から持っていけるものは持っていく
- 海外送金やクレジットカードの手数料を確認する
- 現地で仕事が見つかるまでの生活費を多めに用意する
特にパースでは、家探しや仕事探しに時間がかかる可能性があります。
「現地に着いたらすぐ働けば大丈夫」と考えすぎず、最初の2〜3ヶ月分の生活費は準備しておく方が安心です。
まとめ:留学費用は学費だけで考えない方がいい
オーストラリア留学の初期費用で一番大きいのは学費ですが、それだけで考えると足りなくなります。
航空券、ビザ、OSHC、家賃、ボンド、生活費、スマホ、日用品。
出発前後は思っているよりお金が出ていきます。
特にパース留学では、最初の数ヶ月をどう乗り切るかが大切です。
生活に慣れて、学校に慣れて、家や仕事が安定してくるまでは、余裕を持った資金計画を立てておくことをおすすめします。
留学準備全体の流れはこちらの記事にまとめています。

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